満光院について

「満光院について」

満光院の開基(設立)は、平安時代末期から鎌倉時代初期に遡り京都醍醐三宝院の僧”義照”とされます。

永禄時代(1558年~)に醍醐三宝院、公家の権大僧都法印”祐朝”により、現在まで続く満光院として開山されました。

その後、満光院は多くの末寺の門徒とともに地域の平安を祈願し続けてまいりましたが、
天保2年(1831年)に落雷による火災で
本堂、書院、護摩堂、開山堂、庫裡などの多くの建物が灰燼に帰してしまいました。
しかし、仏像は、消失を免れることができました。

そして、天保14年(1843年)に檀信徒をはじめ多くの方々からの助力により、
本堂の再建を果たすことができ、成田山の隠居寺としての役も果たしながら現代に至ります。